こんにちは。今井ミカです。

幼い頃、ろう者が出演する映画やテレビがほとんどなく、だったら自分で作ろう!との思いから、現在、役者で活躍している弟・今井彰人と一緒にホームビデオでショートムービーを作ったのが始まりでした。あれから20年。

これまで社会背景を描いたもの、また私自身の経験や思いを込めた作品を、トータル約20本映画化して参りました。
その中で、はじめて音響や音楽を取り入れた、ろう者のLGBTQ物語「虹色の朝が来るまで」は、2019年に劇場公開されました。

社会の中で生きる私が葛藤を伴いながら映画制作を続けて来られたのはたくさんの応援があるからこそです。大変感謝しています。

現在も試行錯誤しながら、ろう者だけではなく聴者も一緒に楽しめる映画制作と、その劇場上映に向けて邁進しています。
映画制作に挑む中、ろう者だから、今井ミカだから作れる作品がある、と考えておりさまざまな可能性も見えつつあります。

映画業界にろう者の監督やろう者の俳優がいて当たり前という、社会を目指して頑張っていきたい、また、映画作品を通して、1000人に1人であるろうの子どもを持つご両親の方にも「ろう者でも映画監督になれる」ということも伝えていきたく、映画監督「今井ミカ」公式サイトを開設いたしました。

今後とも、最新の情報を掲載するホームページを目指しますのでどうぞよろしくお願いいたします。